官能小説をKindleで自主販売して一月経過したのでデータの御開帳(くぱぁ)*追記あり

久し振りに記事を書きます。
最近、色々と忙しくて……しかも作業は大して出来ていないという……FGOのバレンタインイベントなんてやってる暇もなし。非リアなのにゲームのバレンタインイベントすらこなせないとはコレは如何に。

そんなこんなで堕ちる女子校生が販売して一月が経ちましたーぱちぱち。
この辺り、今回は包み隠さず語ろうかと思います。
多分、今からKindle販売してウハウハな気分になりたい人の心を少しだけ砕く可能性もありますが、傍から見て分からない、まぁこういう現実だよ、というのを教えられたらと思います(別に嫌がらせではないです)

ま、結論としては、他のサイトでも売上を報告している方々の例の漏れず、
大儲けとかは全然してないから皆さんザマァと言ってやって下さいって感じです(ぉぃ

前提条件として、
・カテゴリはアダルトの小説・サブカルチャーでのお話です。
・金額は100円ちょっと(1ドル設定で為替の影響を受けたと思われ)
・KDP セレクトによる無料期間をフル活用。
・Unlimited登録

KDP セレクトとは、一定以上の金額設定であればロイヤリティが70%に上がったり、キャンペーン(割引、無料)期間を設けたりするシステムです。
自分の場合は100円程度だったのでロイヤリティ70%は不可能で、基本の30%ロイヤリティになっています。
これに登録したのは無料キャンペーンとUnlimited登録のためです。

では早速見ていきましょう。画像クリックしたら拡大出来ます。

これは無料キャンペーンのグラフです。この分だけ無料でダウンロードされましたよ、ということですね。
当然ロイヤリティなどある筈もありません。商業出版の作品であれば、巻数がある作品の最初の一巻目を無料にすることが多いように思います。
具体的な数値を出すと、
一日目176(水曜日)
二日目245(木曜日)
三日目190(金曜日)
四日目370(土曜日)
五日目388(日曜日)
六日目134(月曜日)

合計で1503ダウンロードとなりました。ありがとうございます。
余談ですが、無料キャンペーンの期間について、申請出してから翌日以降になること、
また、期間の日数基準が日本時間ではないので、更にずれ込んだりします。皆さん気をつけて下さい。(地味に苦労した)

ちなみに、広告らしい広告とか宣伝はあんまりしていません、精々Twitterぐらいが限度です。
まぁ、他にも全くやっていないわけではないのですが、ちょっと内緒です(影響はほぼ無いかと。あっても誤差範囲内でしょう)

当然ですが、土日の伸びている感じですね。ただ、個人的な見解として言わせて頂くならば。
完全無料でKindleで公開するのだったら、多分大手の小説サイトに掲載した方が読まれる人数は多いと思います。
アダルトだったらノクターンノベルズとか。だって、たぬぬでも総閲覧数とか一万余裕で越えちゃうレベルでしたし。
更新毎に閲覧されることを抜きにしても、Kindleの無料期間に読まれる人数と小説サイトで読まれる人数だと後者に軍配があがりそうです。
層は違うと思いますが、人数だけを見るなら多分サイトの方が良いです。(あくまで無料のみでKindle公開する場合は、です)

で、肝心な売上の話。
無料でこれだけDLされるのなら、と思うかもしれませんが、

現実は甘くない(笑)
いや、多分これでも売れているんだろうね、っていう話ですからね、
恐らく皆さんが漠然と想像したであろう、電子書籍はまだ紙に至れないっていうのをまざまざと見せつけられたような気もします。
初日が5冊、二日目が4冊、ぐらい分かれば、グラフの推移で全体像が分かってくるかと思います。
三日目から暫く0ラインで真っ直ぐなのはその間、無料期間だったからですね。

無料DL分と比較しても、有料の場合は一割程度の販売数でした。
一ヶ月の間の売上は172でした。ちょっと違う気もするけど、これってパレートの法則働いてね? と思わないでもないです。
無料が1500、有料で170ならば、80:20か90:10ぐらいの適応な気がします。
まぁだから何だという話ですが。(一作品目だけなので分析資料が足りなさすぎです)

ただ、この推移になったのも無料期間があったお陰、と考えております。
多分無料期間を入れてなかったらもっと売れてなかったと思います。
無料期間を入れたら利益が上がらない! という方もいらっしゃると思うしそれはそれで正しいと思うのですが、
無料期間中があったからこそ、こんなにランキングを維持していたのではないかと思いますがそれは後述。


で、ここからがある意味本番です。
無料の時はそこそこダウンロードされたが、小説サイトの閲覧数にはおおよそ及ばない、
有料になると無料に比べて1割弱まで落ち込んで、利益なんて雀の涙(料金約100円の金額の30%ロイヤリティで単純に約30円✕170ダウンロードで6300円ぐらいの利益になってます)

利益の話はさて置いて、個人的に懸念している内容は、

この売上でアダルト・小説サブカルチャー部門でほぼ一ヶ月ランキング一位を独占していた、ということです。
*この記事書いている最中に確認したら、二位に落ちてました! でも本当だったんですよー。

一ヶ月に170DL、1日平均5冊売れた作品が、まさか一位であり続けるなんて、誰が想像したでしょう。
え、じゃあ他の方はどれぐらい売上てるの……? と思わずにはいられないレベルです。
というか、そんなに買う人が全体としていないのかよ! という感じです。

勿論、このカテゴリには商業で活動されている方もいるわけです、自分も商業の官能小説をKindleで買ったことはあります。
初めてKindleで販売開始して、誤字が多いと注意を受け(自分が悪いんですが)、ド素人の作品が、いくら100円程度の本でも1位になるのは、ちょーっと考えにくいんですよね。
最初は一位!? やった、凄い! とか思いもしましたが、今ではやべぇ、根本的に総人口が少なすぎる……という不安しかありません。

これ、他のカテゴリも多分似たり寄ったりな気がします。
最近、商業のコミックや小説家が初週の紙本の売上が今後に関わってくる、電子書籍は殆ど影響はない、だから紙本を買って!
というツイートを目にしたことがありますが、多分、そう言ってしまえる程、紙の売上と電子書籍の売上には大きな開きがあるんだろうな、と感じています。
自分も、これからは電子書籍の時代がくるのかなぁとか思ってましたが、うん、電子書籍ってまだまだ総人口が少なすぎる現状があるのだな、と感じました。


ちょっとランキングの話に戻ります。
1日平均5冊で果たしてランキング一位になれるのか。
単に他の作品の売上がそれ以下だったのか、と思うと、正直、それは無いんじゃないかなぁ、と感じています。

確かに電子書籍の人口数なんてまだまだだと思います。少ないと感じます。
でも、ほぼほぼ一ヶ月一位であり続けることが可能なのかを考えると、売上以外のものも影響しているのではないか、という思いの方が強かったりします。

そこで出てくるデータが既読KENPというデータです。

これは、購入して下さった方々がどれぐらい読まれているのかをグラフにしたものです。
購入して下さった方々全員の一日に読んでくれた総数分になっています。
このグラフがKindleUnlimitedのお金の支払の基準にもなっているとか云々。

なので、オフラインにしていない限り、作家は読者がどれだけ購入後読んでいるのかがひと目で分かるということです。
おお、怖い怖い。まぁあくまで総数ですし作家には誰がどれだけ読んだか、までは把握出来ませんが(笑)
正直、この数値の基準はいまいち分かっていません。Kindleの小説は文字の拡大縮小によってページ数が変動するからです。
一応、平均的なページ数で算出されているらしいですが、詳しいことは分かりません。

グラフ的には、無料期間に入ってDLされてから爆伸びしています。無料期間初日は13391既読KENPのようです。
凄いのか凄くないのかはイマイチ分かりませんが、一応凄いということにしておきます(汗)
総数を出すのはもう足し算面倒くさいのでしません、20万ぐらいは行っていると思います。

この既読KENPは、有料時と無料時の区別が一切つけられていないことが挙げられます。
確かに、あくまで判定が読まれているページ数なのですから、無料DL時に買ったものなのか有料時に買ったものなのかの区別なんて必要ないのでしょう。

けれど、これがランキングにもし影響を与えているのであれば……を考えたら、無料期間をフル活用する意味は大いにある、ということになります。
具体的には、
無料期間開始→沢山DLされる→沢山読まれる→無料期間終了→読者達の既読数が沢山→有料ランキング1位!
という可能性があるわけです。というか、そうでもないと一日平均5冊しか売れてない作品が一ヶ月ほぼほぼ一位になるとか考えられんです。
(もし売上のみであれば、アダルト小説のジャンルってマジで過疎りまくりの死に体レベルです……)

一般的な無料期間のメリットとしては、無料DLでもこの商品を見た後に買っているのは?というカテゴリに載る可能性が高い(有料、無料問わず載ります)ので、沢山ダウンロードされる無料期間があれば、ユーザーに宣伝出来、結果的に売上を伸ばせる可能性を増やせる、というものでした。

上記の既読数もランキングに付与するのであれば、無料キャンペーンを打つ意味は今まで以上にあるのではないか、と感じるのです。
ただ、確証のない話で自分もKindle作家の知り合いなんていないしデータも見せあったこともないので真実は定かではないです。
信じるか信じないかはアナタ次第。


グラフ等に嘘偽りはありません。今現在進行系(9日21時時点)でランキング2位に落ちていましたが、今まで一位を頑張って維持していたのも本当です。(自分が見ていない内に変動があった可能性は否定出来ませんが……)
こういうのを書くと損するのが普通なのでしょうが、自分は別に損とか考えていないし、正直売り上げて儲けたいと思って制作したわけではないので、別に良いかな、と思って公開しました。

新作、そろそろ書きたいのですが、やらなければならないことがあるので、そちらを先に頑張ります……!
皆さんも是非Kindleで小説売ろうぜ!(別にアダルトじゃなくていいので)
きっとそこには艱難辛苦の茨な道が立ちはだかっている気もしなくはないですが、楽しいですよ……!

というわけで、一ヶ月間官能小説を販売してみた結果を書かせて頂きました。

え、今北産業?
キンドルは
売れないけれど
楽しいな(ただの575)


2月13日追記。

先日書きましたが、この記事が相当数拡散されているようで、驚きが隠せません。
はてブされるのも初めてだしこんなに拡散されているのも初めてで、そこそこビビってます。
何回目の「こんなこと書いていいのか」なのですが、はてブでご確認出来たコメントに関して、
ある程度纏めた上でご返事をさせて頂きます。

・電子書籍のエロ小説は売れないんだね
そうですね、販売数を見るととんでもなく少ない数だと思います。
それでもこの記事がバズった影響なのか、多少、販売数が伸びました。ありがとうございます。
後述する既読KENP(読まれたページ)を伸ばして印税を貰う、という形がKindleでの戦い方なのかもしれません。

・この実売でランキング1位になれるのか……。
調べたのですが、今のKindleのランキングは実売よりも既読KENP(読まれたページ)を重視して推移している可能性が高いみたいです。
書いた当時は既読KENPに関しては相当軽視していました。ただ、実売は確かにさっぱりでしたが、既読KENPによる印税で十万近くになる可能性があるみたいです。
ただ、確証のない話なので、15日の結果待ちとなっています。

あと、小説・サブカルチャーで一ヶ月一位ほぼ独占のお話は書きましたが、一時的にはアダルト総合でも1位に上り詰めてました。今ではすっかり下に落ちているので書く必要ないかなって感じだったのですが、追記で。

・DMMとかDLsitに販売広げようぜ!
KindleのKDP セレクト(Unlimited化、割引や無料セール、ロイヤリティアップ等)をする為には、Kindle独占であることが条件なので、少なくとも登録期間中に他のサイト等で販売するのは禁止されています。
無料でサイトに掲載していたものをKindleでKDPセレクトを用いて販売しようとしたとき、このサイトに掲載していたものも削除する必要があります。(ばっちり調べられる模様)

あと、個人的にDMMとかDLsitとかの同人系はRPG、CG集、催眠音声系が覇権を握っている印象が強く、同人誌系の漫画ならまだしも小説は売れないだろう、というのが個人的な見解です。
元々は同人活動していた人間なので、多分普通に官能小説書いている方より同人事情は精通している方だと思います。
外注的な形で催眠音声の台本とかエロRPGのシナリオとかも書いたことあるんやで。
スクリプトも組めるので、何時か普通のエロゲみたいなの作ってみたいなぁとか思うのですが、お金が足りないっっ……!

世間にはクラウドファンディングなんてものもありますが、完成品以外にリターンを与えられる気がしないので現実的では無いんですよねー。
それでお金を集めている人マジで凄いと思う。マーケティングの才能あるんだなーとか思ったり思わなかったり。

2月20日追記。
金額のほうが出ましたので合わせてお読み下さい。


Kindleで官能小説販売しております!
タイトルは堕ちる女子校生となっております。
がっつりレイプものなので要注意! よろしくお願いします!

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tanunu
たぬきです。普段は田舎の森に住んでいます。 ぼっちです。エロいです。でもぼっちなので無害です。

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